飯田に行ってきた。

ソフトクリーム、私が酔った理由は振り子ではない可能性

10月5日、16時50分。私はJRの切符売り場で乗り換え案内とにらめっこしていた。今回の下車駅は、中央本線岡谷駅。JRは乗れば乗るほど距離単価が下がっていく。それを調べるために切符売り場なのにスマートフォンを片手に見ていた。結果は、こうなった。

  • 豊田~岡谷(東京近郊区間) IC運賃 3,024円(切符 3,020円)。途中下車不可。

  • 豊田~伊那新町(JR東海マタギ) 切符運賃 3,020円。途中下車可能。

ご存知の方は耳にたこができるほど聞いている話かと思うが、岡谷まで購入するのと、もうしはらく先の伊那新町まで購入するのでは、わずかに価格が異なる。

八王子から乗ったあずさは甲斐路を進む。溜まっているタスクを処理する。しかし、なんだか気持ちが悪いような感じがする。たぶん乗り物酔い。

2時間乗りつぶしたあずさを岡谷駅で降り、駅前で諸田さんと合流した私は、諏訪湖周辺をドライブすることになる。うなぎを求めてぐるぐる回るが時間切れで、どこのお店も20時で閉店のよう。

最終的にとんかつを食べることになる。ラストオーダーの時間を過ぎていたようだが、のれんが下げられてなかったのでご飯を頂くことが出来た。

しろたんの作為的メンバー割り振り。

10月6日、飯田市立中央図書館で開催されたウィキペディアタウン。開催は弐回目とのこと。参加者は、高校生2名、学校司書3名、図書館関係6名、小学校の先生、よく書いているウィキペディアン数名。総勢15名程度とお見受けした。

開会の唇を切ったのは、飯田市立中央図書館の「しろたん(仮名)」。前回の振り返りと今回の実施に当たって説明する。前回は昨年(2017年)7月に開催し、30名以上が参加。今回は、開山1300年を迎える「風越山」にフォーカスを当てて、記事作成をするとのこと。参加者の振り分けといい、スタッフの振り分けといい、作為的なものを感じるとのコメントが客席(とあえていいます)から上がったが、ぜんぶしろたんが仕掛けたそう。

さて、チーム分けを改めてまとめます。4チームとなり、各班にファシリテーターポジションの方(リストの最後の方)が付きました。

  • 風越山:高校3年生2名、福井の方、Ozさん
  • 今宮神社:小学校学校司書さん、小学校の先生、みやざわさん、あらい
  • 美術博物館:一般参加、小学校学校司書さん、諏訪市図書館、かんたさん
  • 白山社:一般参加の方、ひー館長、漱石の猫さん、もろたん
  • 図書館スタッフ:各班に1名ずつ

講師のくさかさんからのコメントは「みんなで集まって作業するということは、あくまで特殊であることを認識してください。また、同時的に編集する場合においては、ウィキペディア的には異様なことなんだということ」。このコメントについてはタウンにしてもエディッタソンの形態を問わない気がする。

しろたんからの突っ込み。画像についても解説を求められる。「ファイルの大きさはまったく気にしなくてよい。顔が入らないほうがよい、肖像権的に。行くところによっては動画のほうがよい場合もあるだろう」。

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飯田市立美術館

全員での見学は、飯田市立美術博物館からスタート。中央図書館から2分くらいの位置にある。美術博物館での撮影はできなかった。カメラマンとしては、ウィキペディアタウンをやるときに特別撮影権利などがほしいところ。せっかくのOPEN GRAMに歩めるはずなのに残念。もしくはデジタルデータでも提供してくれるといいのだが。

美術博物館のつぎは、郊戸八幡宮に移動。マッピングパーティをやったらおもしろそうな建物配置で、大変興味深い。山の上まで鳥居があるそうだが、時間切れであっというまに図書館に連れ戻される。

となりにみやざわさんが座ってくださっていたので、本当に久しぶりに自分の好きな作業が出来ている。写真をチマチマアップロードし、だれも触っていない文献を読み漁る。講師の先生も手が離せなくなると、隣のテーブルに呼び出されたりする。

成果報告は各テーブルについたファシリテーターポジションの方からコメントしていただき、それぞれのテーブルからひとりずつ感想をいただく。