東京・六本木に、2019年1月のセンター試験開催日に東京ミッドタウンで開催された「棚からひとつかみ」。あっという間にあのイベントから一年が経過していたのかと、名残惜しつつも次の企画を考え始める時になっている気がする。
話を戻す。その打ち合わせの前に、私は乃木坂の駅から歩いていたが、東京ミッドタウンへの経由ルートが国立新美術館の中という奇妙なルートを選択した。なぜ自分でもそのルートを選択したのかはわからないが、この空間に圧倒されたことを覚えている。
乃木坂駅から中に入ると、目の前は吹き抜け。展示室がいくつもあり、中にはちいさなライブラリーもあった。新型コロナウイルスの拡大がなければ、この美術館でもエディタソンが行われて、またひとつの財産がインターネット上にできたのかもしれないが、それもお預けとなってしまった。
人生に余裕をつくって美術館を楽しんでみるというのもありかと思っている、出勤日の夜であった。
