Pho Thin TOKYOでフォーの時間

東京池袋で献血した日、ランチをどうするかという悩みに当たった。百貨店はすべて休み、商業施設は軒並み休業。ファストフード店は営業しているものの、テイクアウトのみや鶏肉を揚げたもので、私感ではあるが、献血する前の食事としてはかなり重たい。

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サンシャイン通りも人はまばらで、正直平日でも休日でもない感覚。通りから一つ曲がったところの小さなビルの地下にフォーの店「Pho Thin TOKYO」を発見。コンクリートの天井がいかにも何か誘っているよう。今日のランチはここに決めた。

phothin.co.jp

お店に入ると先客が一人。私もチケットを購入。牛肉のフォー 890円、パクチートッピング 160円をささっと券売機に入れる。一番奥の列に一人座って、やってきたのは邪気をすべて飛ばしてくれるほどのネギがとてもきれいなフォー(一眼レフパワーで色補正はしております)。これだったら麺を大盛りにしてもよかったと反省したものの、このあと献血ルームでクッキーを食べることを考えたら妥当な量だと判断して食べ始めることに。

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そういえばと目の前を見上げてみると、おいしそうなアイテムが並んでいる。アイテムは、ニンニク酢・チリソース・ヌクマムの3種類。片っ端から試してみることにした。

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  • ニンニク酢:酢にニンニクと唐辛子。最初に試したのはこれ。この酢部分だけでも辛さは楽しめる。ただ、辛いもの好きには到底物足りないだろう。読む前に食べ始めた私は一人だけの店内で発狂した。
  • チリソース:ベトナム(現地)のマスター、ティンさん秘伝のオリジナルソース。麻婆豆腐さえ辛いという私には到底楽しむことの余裕すら与えてくれないほど辛い。
  • ヌクマム:ベトナムの魚醤。独特の香りで入れすぎると強烈。ちょうど良いところを自分なりに探しながらスープを楽しめる。
  • ライム:説明不要。私は最後に一片いただいた。

かなり満足してしまったというのは本当の話。スープもダシ(といっていいのかな)が効いていて、私的にかなり好みの味付け。ここまで食べてから徒歩2分で献血ルームだったので、パクチーパワー(というにおい)が身体から、発されていないかどうかの方が正直不安であった。