共立女子大学でのウィキペディア編集講座

 

(この節の写真は共立女子大学Stand Up!プロジェクトの提供です)

18日朝10時、私は共立女子大学2号館の総合受付で新築の建物を見とれておりました。今回は「共立女子大学ウィキペディア編集プロジェクト」のみなさんに講習会の講師として呼んでいただいたのですが、大学での実践はいつものタウンの雰囲気と違い緊張するものがあります。

www.kyoritsu-wu.ac.jp

受付の自動ドアを抜けると、そこは吹き抜け階段と2階までの広い空間で、その大きな会談にはテーブルと椅子が配されていました。2階にはラウンジとカフェが設けられ、まだ夏休み期間中の大学には学生が何人か勉強していました。

さて、今回講習会の会場としてご用意くださったのは、図書館ラーニングコモンズエリアにあるグループ学習室。相性が悪く私のパソコンからプロジェクターが映らないという不具合があったものの、ホワイトボードや図書館で借りてきた本を置くことが出来る棚など使い勝手はうれしいところ。

参加してくださったのは、短大・学部から2名ずつ、学年も違うみなさんと担当する職員さん。その職員さんも図書館に限らず、というのがこのプロジェクトで面白いところ。話をお聞きしていると、全学的に多角的な部署から職員が参画している模様。

コンテンツについては、2日前の反省もあり、スケジュールは前倒しで進めることにしました。

  • 45分 説明(白馬村でのウィキペディアタウンをベースに)
  • 25分 ワーク(文献収集したもののまとめ方)
  • 50分 文献調査と打ち込み(2人ペア)
  • 60分 昼休み
  • 40分 サンドボックスに入力、その後本記事に反映
  • 20分 成果発表

今回は周年史から沿革に記述の追加と出典を追加することを実践していただきました。それでも時間が足りないと感じているみなさん。一人ひとり感想をお聞きしていると、今後にも期待できそう。

エディッタソンの資料と図書館見学

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今回のエディッタソンで使った資料は、図書館からお借りしてきたものです。実際のものとしては、70年史に始まり直近の130年史まで。70年史においては、URAAの著作権回復に該当しない(時がたつ)ことから、{{PD-Japan-oldphoto/ja}}を用いることが出来る資料でした。

編集の時間に少しばかりの余裕が出来たならば、メディアファイルのアップロードについても触れたいと思っていましたが、それは叶わず。資料をスキャン・コピーしていただいたものを別でアップロードしました。竣工当時の航空写真と共立講堂です。

commons.wikimedia.org

commons.wikimedia.org

会の終了後には、ラーニングコモンズと図書館を見学させていただきましたが、3フロアで構成されていたことにうらやましさを感じました。

  • 3階:図書課事務室、ゲート。低い書架で構成されており、グループワークも可能な設定。図書資料としては入門書が多め。
  • 4階:レファレンスカウンター、ゲート。高い書架がメイン。静寂空間。専門書を多く配架。
  • 5階:下層2階とは区別。ラーニングコモンズとしてグループワークが可能。モニターありのブースとなしのブースがあり、模造紙なども完備したコーナーも。文房具はきちんと帰ってくるらしい。
  • 5階:グループワークルーム(部屋形式)。ホワイトボードと壁面投影プロジェクターが完備。今回の会場。事前予約制で使用。

以下の写真は5階ラーニングコモンズエリアで私が撮影したものです。図書館のものは学生さんがいらっしゃったことから撮影を控えました。こういう写真も、Wikimedia Commonsにあったほうがいいんだなぁ、と後々に反省。

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そんなわけで、久しぶりにウィキペディアについて連続でワークショップをする週末が終わりました。まだまだ勉強が足りない、と反省しながら次なる催しに向けても頑張ります、はい。