イベントで撮影した写真のカテゴリ指定をWMCOMMONSで指定する

これまでも、各種イベントにおいて集合写真が多く撮影されています。私自身がこれまで参加させていただいたイベントでも、多く集合写真は撮影・記録されています。しかしながら、それを集合写真としてアーカイブをしっかりできているかといわれるとそうでないものも多くあります。今回は、自身への備忘録も兼ねて、カテゴリを種別に並べておきたいと思います。

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commons.wikimedia.org

この写真は、2017年に京都府立図書館で開催された「ウィキペディアタウンサミット」で撮影した集合写真です。当該画像リンクをクリックしていただくと、カテゴリやライセンス情報が「まちあるき」で撮影した写真と少し異なることに気が付かれる方もいらしゃると思います。少しばかりではありますが、私なりの目線で解説をさせていただきます。

カテゴリについてですが、 2020年1月4日 (土) 14:31の版で指定されているカテゴリは2つあります。それは、「当該イベント専用のカテゴリ」と「日本の集合写真」の2種類です。まず、当該イベント専用のカテゴリについてですが、このイベントの関連で作成されたメディアファイルは画像だけではなくポスターのPDFもあります。ですので、それらをまとめるカテゴリがあると網羅しやすいですよね。実際のカテゴリへのリンクをこちらに張っておきますので、一度ご覧になってください。

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上記カテゴリには、以下のリストに示すような、場所や月・日付、イベントの分類などのカテゴリもついています。ウィキペディア上のリンクに限らず、カテゴリ同士でつないでいくことができるわけです。京都のイベントカテゴリに設定されている親カテゴリは主に以下尿なものがあります。

私がイベントのカテゴリを設置するときは、ウィキデータの項目も同時に作成できること、複数のメディアファイルが当該イベントにて撮影・作成されることなどを基準にしています。実際に京都のイベントに関するカテゴリにおいても、右側にウィキデータのインフォボックスが設置され、そこに集合写真や会場などの情報が盛り込まれていることがわかります。

もう一つのカテゴリは、「日本で撮影された集合写真」でした。これは、前述した場所や日付のカテゴリと同じように、その写真がどのような分類で主題を写しているのかを見分けられるようになります。実はこのように適切なカテゴリが多く分類されていると、ウィキデータ上などでも再集計しやすかったりします。このあたりの解説はまたの機会に。

そんなわけで、今日は写真のカテゴリについて説明させていただきました。ぜひ、ウィキメディアコモンズにメディアをアップロードするときには、そんなところにも注目してみてください。